2019-11-13
猫の乳がんは、その多くが悪性度の高い命に関わる疾患です。
がんや悪性腫瘍は、ヒトも動物も早期発見、早期治療が命を救います。
早期発見早期治療を啓発するためのキャットリボン運動が話題になっています。
『キャットリボン運動』設立趣意書 目的
近年、世界的に猫の飼育頭数が増えていると言われており、日本でも2017年には犬の飼育頭数を上回るなど、猫との暮らしを楽しむご家族が増加しています。それとともに飼育環境も改善され、猫の平均寿命も著しく伸びていると考えられています。高齢の猫が増加してくると、人医療と同様に、猫のがんを診療する機会も増えてきました。
猫の腫瘍の中でも発生の多い乳腺腫瘍は、その8割が悪性の乳がんであると言われています。また、治療時の腫瘍の大きさや手術の方法により、その後の生存期間が大きく異なることがわかっています。一般社団法人日本獣医がん臨床研究グループ(JVCOG)は猫の乳がんに対しての正しい知識を広く普及させ、日本の猫における乳腺がんの予防、早期発見、早期治療を普及することにより、乳がんで亡くなる猫を0 (ゼロ)にすることを目的とした『キャットリボン運動』を立ち上げることにいたしました。
どなたでも参加出来ます!
賛同いただける方は当院へお申し出下さい。
キャットリボン運動資金として1000円の寄付をお願いします。
賛同の証として小さなピンバッジをお渡し致します。
毎日新聞にて紹介