繁殖障害の対策について

  • TOP
  • [カテゴリー: ブログ]
  • 繁殖障害の対策について

繁殖障害に対する診療も獣医師の仕事の一つ

 

犬の飼育頭数が減少している事をここ数年伝え聞く機会が多くなり、その数は毎年30万頭から50万頭の減少とも言われています。

また、10年後に消える職業として動物のブリーダーがかなり上位にあげられていますが、これはオックスフォード大学が認定し発表されたデータです。
消えるとされている職業の多くはコンピューター、人工知能が取って替わるためなのですが、動物のブリーダーが入っているのはなぜだかよくわかりません。
しかし実際に日本でも犬のブリーダーは大きく減少しているようです。

犬の繁殖数を増やし犬の飼育頭数を増やす事は、犬に関わる業界全体の為になるであろうけれど、不幸な犬を増やす事になってしまうようでは本末転倒であり、それは決して行ってはなりません。
しかし犬の幸せを考えた上で繁殖を行いたいと考え、真面目に取り組んでいるブリーダーのためには、我々獣医師は持っている知識や技術を駆使し、最大限の協力を行うべきではないかと考えています。

コメントは受け付けていません。