犬の弁膜症手術
95%以上の成功率、当院の僧帽弁閉鎖不全症の手術
上記の内容を記載した論文が2022年に当院の心臓外科チームから投稿されました。
ACVIM分類
A:心臓病発症リスクの高い犬
(例:チワワやキャバリアキングチャールズスパニエルなど)
B1:弁が壊れ始めており、逆流が生じている段階
(例:聴診で心雑音があると言われた)
B2:弁の破壊が進み、心臓に負担がかかっている段階
(例:レントゲン・エコー検査で心臓が大きいと言われた)
C:症状が出るほど心臓の負担が強くなっている段階
(例:利尿薬を投与している)
D:治療により安定化しづらい段階
(例:入退院を繰り返す、頻繁に薬を調節している)
適応基準
1.僧帽弁閉鎖不全症を有し、心臓の拡大を伴っていること
2.心臓以外に生命を脅かす疾患に現在罹患していないこと
3.極端に高齢でないこと(推奨年齢13歳以下)
入院~手術~退院
前日:お預かり
当日:手術前面会 ⇒ 手術 ⇒ 手術後面会
入院期間:1週間前後(入院中は随時面会可能)
退院後:術後2週間、1.2.3.6.12.24ヶ月で検診(遠方の方はホームドクターでも可能)
費用(税別)
手術前検査:4~5万円(その他疾患がないか血液検査、超音波検査、レントゲン検査、輸血準備)
手術前検査に関してはホームドクターでの実施でも可能
手術・入院:170~180万円(手術費、入院費、検査費、薬剤費)
術後検診:4~5万円(1.2ヶ月:血液検査、超音波検査、レントゲン検査、抗血栓薬)
2~2.5万円(術後3.6.12.24ヶ月:血液検査、超音波検査、レントゲン検査)
当院では月に1回のペースで松浦獣医師が帰国し、手術を実施しています。
手術ご希望の方には一度ご来院いただき、手術に関しての詳細(費用、メリット、デメリット、リスク、合併症など)をご説明させて頂いております。
僧帽弁閉鎖不全症の手術に関して何かご相談・ご不明点がありましたらお気軽にお問合せください。
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